晴れた日の昼間、空を見上げると煌々と輝く天体が見えるはずです。
そう、我ら人類が暮らす太陽系の主、”太陽”です!
いつも当たり前にあることからあまり意識している人は多くないでしょうが、太陽は 想像以上のスケール と 未だ明かされていない謎 に満ちたロマンあふれる星なのです!!
そんな太陽の面白いとこ紹介していきますね。
基本データ
提供 NASA
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- 和名:太陽 英名:Sun ラテン名:Sol
- 直径 1,392,000 km (NASA)
- 質量 1.9891×1030 kg
- 平均密度 1.411 g/cm3
- 表面温度 5,500 ℃
- 中心温度 1.57×107 ℃
出典 小学館
想像以上!驚くべき太陽のスケール
皆さん、太陽ってどんなイメージですか?
「おっきい!」とか「熱そう!」とか、なんとなくイメージを持っている程度の人が大半だと思います。
そんな人たちがこれから紹介することを知ったらびっくりすると思いますよ !
太陽系全質量の 99.86% は太陽
「太陽系 = 太陽」って言っても過言ではないですね 笑
地球の 約33万倍 の重さ!!
その質量は実におよそ 2,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 kg !!
コンパクトにすると 200 穣 kg !! 結局よくわからん!!! ごめんなさい !!!!
この圧倒的質量のため、重力の影響は太陽系全体に及びます。
直径は 約70万km で地球の 109倍 にもなります !
外周は 4,379,000 km なので一周するのに旅客機で211日、F1マシンで456日、徒歩では45,615日(約125年)もかかります。
太陽と比べるとどの惑星もかわいいもんですね (^^)☆
太陽のホクロ?「黒点」
太陽の表面には 黒点 と呼ばれる周囲と比較すると暗く見える部分があります。
黒点が暗く見えるのは、周囲(約6,000℃)と比較して温度が約4,000℃と低いからです。
発生原因は太陽の磁場であると考えられています。
磁気圧の強い部分は太陽表面の対流が妨げられるため温度が低くなってしまうのです。
黒点は二つ一組の対になって出現することが多く、それぞれN極S極と磁極が分かれています。
黒点の存在は知っていても、この点については知らなかった人が多いんじゃないでしょうか ?
この黒点、大小様々なサイズが観察されいますが大きいものでは地球が数十個すっぽりと収まってしまう規模になるそうです。
2014年10月には地球66個分という途方もない大きさの黒点が観察されました。
黒点の数と太陽活動には何らかの関係性があるようで、黒点が多いときほど太陽が活発になっているそうです。
普段なんとなく見ているだけではわかりませんが、太陽活動には周期があり、それに伴い黒点も増減します。
太陽活動の変化は地球環境にも大きく影響を及ぼします。
これを機に黒点の数を気にしてみてはどうでしょう? 何か大きな変化があったら私にも教えてくださいね (^^)☆
超現象 プロミネンス
太陽の下層大気である彩層がドバーツと吹き上がる現象がプロミネンス(紅炎)です。
これまたすごい規模の現象で、下の画像を見てもらえればわかると思いますが地球の直径を優に超える高さまで紅炎が吹き上がります。
地球では大規模な噴火が起こると噴煙が 50 kmの 高さまで溶岩が吹き上がることがあります。
プロミネンスはというと…
50,000 ~ 100,000 km 以上 !!
ひ、ひえーつ!さすが太陽さん、やることなすことスケールがでかい…!!
※「噴火との比べるのはどうなの…」 とか思わないでくださいね☆ だって地球に比較できそうな現象ほかに無いんだもん(*’ω’*)
さらにこの火柱、なんと 8万℃ 以上にもなるのです!!
「まーたピンこない数字やな…」などと考えていたら、プロミネンスの周囲に位置するコロナ(太陽の上層大気)の温度は
なんと
200万℃ !!
やれやれ…、もう何と比較したらいいのやら… 困ったもんですよ(^-^;)
見た目は火炎が噴き出しているようでものすごく熱そうなプロミネンスですが、実は周囲と比べて温度が低い部分が見えているんです。(いや、とんでもなく熱いことに変わりないんですけどね!)
動画も貼っておくのでプロミネンスの活動の様子を見てみてくださいね。
提供 NASA
未だ解明できない謎
太陽は太古の昔から観察されていて、現在でも多くの研究者が興味津々で研究に勤しんでいます。
2018年8月12日には、太陽を目指す探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が打ち上げられるなど、今後が楽しみなプロジェクトも進行中です。
それだけ太陽には謎が多く、魅力的なのです。
未判明の謎について「あーじゃないか、こーじゃないか」と仮説を立て、実証するための方法を模索し試行錯誤する…
人はこんなプロセスに熱狂的になり、没頭し、そして一つ謎を解決してはまた新たな謎を発見する。そして没頭(以下ループ)
謎だらけ。しかも何か解明するたびにその真実のスケール大きさに驚くやら、呆れるやら…(◎_◎;)
やっぱり宇宙にはロマンを感じずにはいられませんよね !!
これわかる人にはわかると思うんだよなぁ。。
と、まあ前置きが長いうえに話が飛躍しすぎてしまいました(反省)
そろそろ数ある太陽の謎の中でも特に興味深いものについて紹介していきます(・∀・)
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液体?気体?それとも… 「太陽の中身」
太陽は水素とヘリウムで構成された”ガス惑星”です。
地球などのような岩石惑星とは異なり着陸できるよな地面はありません。
と、考えられていますが誰も実際に見に行った事ないんで本当のことはわかっていないのが実のところです。
「ガス惑星なんだし気体が寄り集まった星なんじゃないの?」と思う人もいるでしょう。
研究者でもそう主張する人もいます。
ただし、太陽は非常に大きな重力を持っており、内部に行くほど圧力は上昇するため、いくら太陽が超高温とはいえ気体は凝縮し液体の状態で存在すると考えている人もいるようです。
また、物質の三態(個体、液体、気体)のどれでもない第4の状態であるプラズマになっているのでは、と主張する人もいます。
現在はプラズマ説が有力のようですが、結論は出ていません。
あるの?ないの? 「太陽の環」
なんと太陽にも土星のように環があったのです。
1966年にアメリカの学者によって発見され、太陽から約300万kmも離れた場所で数ナノメートル程度の塵が環状に広がっていることがわかりました。
ただしこの環、1993年に京都大学の研究チームが観測して以来消息不明だそうです。
どこに行っちゃったのか気になりますね~ (-“”-)
今後の研究に期待です!
太陽の温度 実は 26℃ ⁉
にわかには信じがたいこの説。関英男工学博士による主張がとても面白い。
「太陽表面は26℃で黒点には植物が生えている」
「太陽はT線なるものを放っており地球の大気とぶつかることで発光し熱が生じる」
……(‘_’)
嘘か誠かはとりあえず置いといて、この話すっごく面白くないですか?
なんとこの説について、NASAの宇宙ロケットが実証した! なんて話もあるんです。
この情報は天文学のみならず、一般大衆の思想に及ぼす影響が計り知れないという理由から未だ公表には踏み切れていないとのこと。
NASAがこの事実を確認済み、と語る成蹊大学で素粒子の理論物理学を専攻した川又審一郎氏曰く
「NASAは太陽表面と水星の温度を実測済み」
「太陽は26~27℃、水星は0℃以下何百℃という氷の星」
との事なのである!!
……(; ・`д・´)
わかる…!!わかりますよ…!!
確かに突飛すぎる!というか胡散臭い!!
ですが、思い出しても見てください。
地動説を唱えたガリレオ・ガリレイや相対性理論を唱えたアインシュタインを!
彼らの説も当時の常識から逸脱したトンデモ論を語る”変人”としてはじめは扱われていたものです!!
太陽26℃説だって…
そう思いたい自分がいるのです!!
だって面白いじゃないですか!
いずれにせよ実際のところは謎なわけで、信憑性でいえば都市伝説レベル。。。
…続報に期待ですね!☆
まとめ
さてさて、今回は太陽について私が紹介したかった興味深いトピックについて書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
身近に感じる太陽のことですが、知らない事でいっぱいだったのではないでしょうか?
少しでも面白く読んで頂けたなら幸いです。
しかし、今回紹介した事は太陽に関する情報のほんの一握り!
今後、より深く掘り下げた記事を書いていこうと思ってますので楽しみにしておいてくださいね(^_-)-☆
ではでは、次回の宇宙情報も乞うご期待!