9月27日(木)、はやぶさ2プロジェクトの新たな進捗情報が届きました。
9月21日にはやぶさ2より分離し、リュウグウへの着陸を成功させたMINERVA-Ⅱ1より新たな画像が送られてきました。
探査ローバー2台が撮影したリュウグウの表面は無数の岩や石に覆われており、黒くでこぼこした地形であることが画像からわかります。
2台合わせて13回の跳躍移動を行ったことも判明しました。
それぞれの探査機は正常に動作しており、改めて日本の技術力の高さを世界に示す結果となりました。
来月下旬には、ドイツ航空宇宙センターとフランス国立宇宙センターが共同開発した着陸探査用ローバーMASCOT も MINERVA-Ⅱ1 に引き続きリュウグウに投下される予定です。
MASCOTは、赤外分光顕微鏡、広視野カメラ、熱放射計、磁力計が搭載されており、リュウグウの物性をその場で分析しまた新たな情報を地球に送ってくれることでしょう。
今後も「はやぶさ2プロジェクト」の調査イベントは目白押しです。
次なるリュウグウの調査進捗の続報を心待ちにしておきましょう。
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Rover-1Bが撮影した画像
画像:JAXA
2018年9月23日09:46(日本時間)にRover-1Bのホップ直前の画像
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2018/09/23 09:55 のホップ時に撮影
画像:JAXA
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2018/09/23 10:00 のホップ時に撮影
画像:JAXA
2018年9月23日10:10(日本時間)にRover-1Bの再着地時の表面画像
画像:JAXA
2018年9月23日10時34分から11時48分(日本時間)まで15枚取得した画像による動画。
Rover-1Aが撮影した画像
画像:JAXA
2018年9月23日09:43(日本時間)にRover-1Aが撮影した表面画像
画像:JAXA
2018年9月23日09:48(日本時間)にRover-1Aが撮影した表面画像。 ミネルバ2自身のアンテナとピンの影の撮影に成功。