地球の周りにぷかぷかと浮かぶ謎の衛星『ブラックナイト』をご存知でしょうか?
なんと『ブラックナイト』は人類が衛星の打ち上げに成功する以前から存在しており、一説によれば13000年前にはすでにあったと考えられています。
しかも、『ブラックナイト』は自然にできた隕石などではなく、未知の生命体により創造された人工衛星である可能性があるのです。
今回は、謎の衛星『ブラックナイト』についてご紹介していきたいと思います。
ブラックナイトとは
ブラックナイトとは、地球の両極付近を通る軌道を周回していると言われている謎の物体です。
「ブラックナイト」という名前の由来は、はっきりとはわかっていませんが「紋章を黒く塗りつぶした黒騎士」、つまりは”出自不明”を意味しているのではと考えられます。
ことの発端は、1954年にアメリカの複数の新聞社によって「アメリカ空軍が地球を周回する2つの衛星の存在を確認した」という記事が書かれたことに始まります。
ちなみに、当時まだ人類は人工衛星の打ち上げに成功していませんでした。
この謎の2つの衛星は、軍の依頼によって宇宙開発の障害となる自然天体の存在の有無を確認していた天文学者のクライド・トンボーが関わっていたとされています。
クライド・トンボーは、1930年に冥王星を発見した偉大な天文学者です。
この後に、アメリカとソ連の激しい人工衛星打ち上げ競争が繰り広げられるのですが、両国の人工衛星が謎の巨大物体に追跡されるという事件が発生します。
アメリカもソ連も互いを疑いましたが、すり合わせの結果どちらの国にも所属していない衛星であると断定されました。
クライド・トンボー (1906-1997)
さらに1960年2月、「アメリカ海軍が赤道面から79度傾いた軌道を104.5分で地球を一周する”暗く回転する物体”を発見した」という内容が報じられました。
当時、アメリカ海軍は自国の衛星であるディスカバラー8号から落下した部品を追跡していたところ、この謎の物体を発見したということです。
この謎の物体に関しては、どの国も関与を表明せず詳細は不明のままでした。
ソ連はこの発表を受けて、謎の衛星は「地球外由来のもの」として回収を企てていたと言われています。
しかも、この謎の衛星は1つだけではなく、少なくとも5つの存在が確認されていました。
そして1998年、国際宇宙ステーション計画のSTS-88ミッション中に、ブラックナイト衛星らしき物体が撮影されました。
その時の写真はNASAによって公開されています。
STS-88ミッションで撮影されたブラックナイトと言われている物体
この画像以外にも、謎の衛星に関する写真がNASAによって公開されています。
興味のある方は、下の動画も確認してみて下さい。
その他NASAが公開している謎の衛星画像
しかし皆さん、ブラックナイト”らしき”物体の画像を見てどのように思われましたか?
まあ、間違いなく自然のものではなさそうですよね。
NASAが公開した画像については「STS-88ミッション中の船外活動の際に船体からはがれた熱ブランケットでは?」とも言われていますが、かつてのソビエト連邦も「地球外由来のもの」として確かに何かを回収しようとしていたあたり、やはりただのデブリ(宇宙ゴミ)として片づけるには不可解な点が多すぎる気がします。
2017年に発見された、異星人による探査機ではないかと疑われている彗星『オウムアムア』の形状も、ブラックナイト同様に自然の物体として決めつけるにはあまりにも不自然というかスペースシップ的というか…(;・∀・)。
もしかしたら、地球の周りには当たり前のように宇宙人による探査機や乗り物が来ているのかもしれませんね。
IMAGE COURTESY OF ESO/M. KORNMESSER.オウムアムアのイメージ画像
関連記事
謎の彗星『オウムアムア』は異星人の探査機⁉ハーバード大教授が語る驚愕の真実
13000年前から存在した?
ブラックナイトは、一説によれば13,000年前からすでに地球周回軌道上に存在していたとされています。
13,000年前と言えば、人が犬を飼いならし始めたり、日本列島がユーラシア大陸から完全に離れたくらいの時期です。
そもそも、なぜブランクナイトの起源が13,000年前まで遡るというような説が登場したのでしょうか?
これについては諸説ありますが、1973年にスコットランドのSF作家のダンカン・ルナンが1920年代に検出された異常な電波信号が13,000年前から月の近くに存在していた探査機から送信されたメッセージであると推定したことがきっかけである、という説が有力です。
なぜかこのブラックナイトとは無縁に思えるルナンの主張が引用された結果、「ブラックナイト衛星の起源は13,000年前の地球外生命に由来する」ということになったようです。
つまり、「ブラックナイトは13,000年前から存在していた」という説は、とてつもなく怪しいです(;・∀・)。
信じるか信じないかはあなた次第!といったところでしょうか(◎_◎;)
私見ですが、ブラックナイトは実は”どこかの国”の探査機で、その”どこかの国”が真実の隠蔽のために「起源は13,000年前の地球外生命体にある」などという一般人が面白がりそうなトンデモSF説を流布したのではないかと考えています。
自分で言うのもあれですが、結構現実的だと思います。はい。
でも…。
これじゃあ全然面白くない( ・`д・´)!!
だってそう思いませんか?
地球外生命体によって造られた謎の人工衛星があった方が絶対面白いですよ!
(私、”どこかの国”の思うつぼですね…(;’∀’)←)
皆さんも、どうせ真相は不明のままなのなら面白い方の説を信じておきましょう!
関連動画
まとめ
さてさて、今回は謎の衛星『ブラックナイト』について紹介して参りましたがいかがでしたか?
個人的には、ミステリアスでロマンに溢れた面白い話だと思うのですが、人によっては非常に胡散臭いと思われた方もおられるかもしれませんね。
まあ、真実はどうあれ未知の事柄については、どうしても怪しく感じてしまうことが多いというものです。
どう感じるか、何を信じるかは受け取りてのあなた次第です(*’▽’)
ではでは、今回はこの辺りで。
次回の宇宙情報も乞うご期待!