ゼカリア・シッチンが語るアヌンナキ人類起源説!シュメール人が残した古代の真実

ゼカリア・シッチンが語るアヌンナキ人類起源説!シュメール人が残した古代の真実






人類の起源との噂がささやかれている謎の存在アヌンナキ

彼らの神話は、古代シュメール人が残した粘土板を読み解くことで現代まで伝承されてきました。

古代シュメールの遺物である粘土板を読み解いたのはアゼルバイジャン出身の考古学者ゼカリア・シッチンです。

 

今回は、歴史の証言者ゼカリア・シッチンと彼が語るアヌンナキと人類の歴史についてご紹介していきたいと思います。

 

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ゼカリア・シッチンとは


ゼカリア・シッチン (1922-2010)

何事においても話し手の人物像によって発言や話しの内容の説得力は変わってくるものです。

今回の記事の主題であるアヌンナキの歴史をお話しする前に、まずは歴史の証言者であるゼカリア・シッチンの人物像について軽くご紹介していこうと思います。

経歴

ゼカリア・シッチンは、1922年アゼルバイジャンのバクーにて誕生し、パレスチナで育ちました。

彼は考古学に興味を持ち、近東の歴史や旧約聖書について学ぶ過程で古代ヘブライ語、現代ヘブライ語、セム系・ヨーロッパ言語などの幅広い言語知識を身に着けました。

LSE (London School of Economics and Politicial Science) を卒業後、イスラエルに渡りジャーナリスト・編集者を務めました。

その後はニューヨークに移住し持ち前の持論を展開し、数多くの著書を発表しました。

シッチンが残した著書の中でも「THE 12TH PLANET (第12番惑星)」がとりわけ有名で、以後も「The Eath Chronicles (地球年代記)」シリーズを発表し世界各国で翻訳されメディアでも広く取り上げられました。

アヌンナキと人類の歴史についてもこれらの著書で語られています。

そして、2010年に90歳で逝去しました。

 

他者からみた人物像

シッチンが生涯で残した著書や主張は、持ち前の言語学の知識を活かした神話の翻訳などの考古学分野から天文学の分野まで幅広いものでした。

それぞれの分野の専門家から見た「ゼカリア・シッチン」とは一体どのような人物だったのでしょうか。

 

まず、彼の評価を端的に言うと「言語・科学的知識はアマチュアレベル」だそうです。

この後、彼が語ったアヌンナキと人類の歴史についてのお話しを控えているにも関わらずこのようなことを言うのも野暮ですが、これが厳然たる専門家のシッチンに対する評価です。

シッチンが語る神話の解釈や宇宙論には偏向的な部分が多々見られ、真実を歪曲して捉えることで自身が描くシナリオに近づくよう無理やりな解釈を主張しているように見えるのです。

シッチンが数多くの著書を出版した時期にはシュメール語に関する辞書や語録は無く、シュメール語を解読できるのは極一部の専門家だけであったため、当時に彼の主張を強く批判する人が少なかったようです。

しかし、現在ではシュメール語録目録の登場により、だれでもシュメール語に関する知識を得ることができるようになったためシッチンの主張のあいまいな部分や矛盾点を指摘する人が増えています。

そのため、現在においては彼の著書や主張に関する信憑性はあまり無く、アヌンナキに関する説は学説というよりは”都市伝説”のレベルと言っても過言ではないかもしれません。

 

これらを踏まえた上で、本記事の主題である「アヌンナキと人類の歴史」について読んで頂くことをお勧めします。

何事も妄信的になるのはよくないことですからね(;・∀・)。

 

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アヌンナキと人類の歴史

さて、それでは主題に入っていきましょう!

先ほど「ゼカリア・シッチンの主張には信憑性が無い」的なことを書きましたが、彼の主張する古代の真実「アヌンナキと人類の歴史」は非常に興味深いです。

個人的には「こうであってほしい!本当だった方が面白い!」と思える内容だと思いました(*’▽’)

鵜呑みにするのはお勧めしませんが、一つの物語を読むつもりで見てみて下さい。

 

1849年にシュメールの遺跡で14個の粘土板が見つかったのがすべてのきっかけでした。

この粘土板に描かれた楔形文字をゼカリア・シッチンが解読した結果、アヌンナキという宇宙人が人類史に大きく関わっていることを発見しました。

人類が地球上で随一の頭脳を身に着け、高度な文明を築くきっかけになったのがこのアヌンナキの存在だというのです。

 

アヌンナキとは


アヌンナキは鳥のような顔で描かれていることもあるが、この姿は彼らが宇宙服を着ている姿らしい

アヌンナキは、シュメール神話やアッカド神話に神々の集団として度々登場する存在です。

身長10メートル以上にもなる巨躯や、数十万年にも及ぶ長大な寿命を持っていたとされています。

伝承から、現代の人類でも及びもつかない頭脳や科学技術を持っていたことが伺えます。

また、アヌンナキの出身地は太陽系を約3600年周期で公転するニビルという惑星です。

未知の太陽系惑星についてですが、実はNASAが公式に存在の可能性が高いことを発表しています。

シッチン曰く、この未発見の惑星こそがニビルに該当するそうです。

 

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アヌンナキ、地球に降り立つ

かつてアヌンナキの母星である惑星ニビルに異変が起きました。

ニビルの大気圏に亀裂が入り、有害な宇宙線が地表に降り注ぐようになりアヌンナキたちは危機を迎えます。

アヌンナキたちは、解決策として金を用いて大気中に人工シールドを展開し宇宙船から地表を保護するという方法を考案しましたが、ニビルには十分な金源がありませんでした。

そのため、アヌンナキたちは金を探すため宇宙に旅立ち、この金探索の過程で金の採掘先として地球を発見したのです。

実はこのとき、火星に辿り着いたグループもいて、彼らはイギギと呼ばれています。

 

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金の採掘と労働者による反乱

アヌンナキは地球に辿り着き、まずアラビア海に降り立ちます。

アラビア海で金を発見することができたため、当時のアヌンナキの王アヌの息子であるエンキの指揮のもと地球での金採掘を開始することとなりました。

エンキは手始めに金採掘の拠点となるエリドゥという基地をメソポタミアに建設しました。

そして金の採掘活動に勤しむのですが、海での採掘は作業効率が悪くそれほど金を得ることができませんでした。

そこでエンキは採掘場所を再考し、アフリカの金鉱に変更することにしました。

アフリカの金鉱では金が豊富で、アヌンナキたちは喜びました。

しかし、金の採掘作業は非常に重労働で長期にわたる作業になるため、アヌンナキの労働者たちによる反乱がおきてしまいます。

 

せっかく豊富な金源を発見したのに…( ;∀;)

全てが順風満帆とはいかないのは世の常なんですかねぇ(;・∀・)

 

原始的労働者の創造「ルル・アメルプロジェクト」始動

アヌンナキの労働者の反乱に頭を悩ませたエンキは、地球上の生物を基にした労働者の創造する計画を考案しました。

アヌンナキたちは地球に来る前から、生物が地球に存在することを知っていて、その”監視者”がいることも認識していました。

この”監視者”ですがレプティリアングレイのことではないかと考えられています。

 

アヌンナキたち自身も、上位者により創造された歴史があったため労働者創造計画「ルル・アメルプロジェクト」に挑戦することにしました。

ルル・アメルプロジェクトは、ニンギシュジッダという非常に優秀なアヌンナキの科学者の指揮のもと進められることとなります。

ちなみにこのニンギシュジッダは後にピラミッドの建設を手掛けるなどの功績を残しており、エジプト神話ではトト神として登場します。


エジプト神話におけるトト神像

 

ルル・アメルプロジェクトは、アヌンナキたちが持つ高度な知識や科学技術をもってしても困難を極め、すんなりと彼らの望む生物の創造には至りませんでした。

実験過程では、様々な奇妙奇天烈生物が誕生したそうです。

そしてアヌンナキが地球にやってきて50万年程経った頃、アフリカに生息していた原人ホモ・エレクトゥスを基にアヌンナキの遺伝子を使用することで、現在の人類ホモ・サピエンスが誕生しました。

最初に誕生した人類は「アダム(Adamu)」と名付けました。

キリスト教の聖書に登場する最初の人間アダム(Adam)と同様の存在と考えられています。

 

嘘か真かはとりあえず置いておくとして、この時点でシュメール神話とエジプト神話、聖書の内容に関連性が出てきました。

もしかして世界各地に伝わる神話や伝承って真実なんじゃ… なんて考えが頭をよぎりませんか?

…(◎_◎;)。

いやいや!まだまだアヌンナキと人類の歴史は始まったばかり!

どんどんお話を進めていきましょう!

 

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人類の繁栄と滅亡の危機

アヌンナキは自分たちが創り出した人類に知識を与え、より有用な労働者としての育成を図りました。

その結果、人類は文明を築き人口もどんどん増えていきました。

アヌンナキのねらい通りと思いきや、危機感をおぼえている者もいました。

エンキの兄弟であるエンリルです。

エンリルは、いずれ成長した人類にニビルが乗っ取られるでは、と考えていたのです。

そんな時(紀元前一万年)に3600年に一度のニビルの大接近の時期がやってきました。

ニビルほどの天体が太陽に接近すると重力の影響で太陽活動が活発になり、地球上でも火山活動の活発化や温暖化などの影響が出てきます。

かつてのニビル接近の際も地球は度々大災害に見舞われてきたのです。

近々地球で大災害が起きることを予期したアヌンナキは、ニビルに帰る者もいれば地球に残り様子見に徹した者もいました。

この時エンリルは、大災害により人類が滅べば都合がよいと考えていました。

一方、王の息子エンキと科学者ニンギシュジッダは人類の滅亡を良しとは考えておらず、人類の救済を決意します。

地球規模の大洪水の発生を予期したエンキとニンギシュジッダは、忠実な付き人であったジーウースードラ巨大な方舟の建造を命じました。

言いつけ通り巨大な方舟を造り上げたジーウースードラは、箱舟に彼の家族と地球に残ったアヌンナキ、そして地球上の生物のつがいを乗せ大洪水を見事乗り切り地球上の生物の滅亡を回避しました。

 

もうお気づきの方もおられると思いますが、これは聖書におけるノアの方舟伝説のシナリオと酷似しています。

「ジーウースードラ=ノア」ということですね。

2010年には、トルコと中国の考古学者チームがノアの方舟が最終的にたどり着いたというアララト山の探検を行い、標高約4000メートル地点でノアの箱舟の残骸と思しき木片を発見しました。

この木片を年代測定するとノアの方舟伝説の時代のものと推定されたため、ノアの方舟伝説が真実であった可能性がグンと高まりました。

ゼカリア・シッチンのアヌンナキ人類起源説と世界樹に残る神話との辻褄がどんどん合っていく…(◎_◎;)!

 

アヌンナキによる人類復興

人類が大洪水で生き残ったことを知ったエンリルは激怒しました。

しかし、人類の繁栄がアヌンナキの利益になる可能性もあると考え直すことにしました。

アヌンナキたちは、大洪水を生き残った人類を導き文明復興の手助けをします。

このアヌンナキたちのサポートが無ければ、文明復興には何億年もかかっていたそうで現代の人類の暮らしがあるのはアヌンナキのお陰ということになります。

アヌンナキたちはメソポタミア、エジプト、インド、シナイ半島を人類文明繁栄の地と定め、現代でも語り継がれえる古代高度文明の礎となりました。

実際にこれらの土地には古代文明が栄えた痕跡が様々な形で残されており、皆さんも社会の教科書などでご覧になったことがある方が多いはずです。

 

ニビルへの帰還

当初の目的であった金の採掘、そして人類の復興を果たしたアヌンナキたちは地球を人類に預け故郷のニビルに帰還しました。

ニビルに帰還した後も地球の監視は継続しているそうです。

近代でも稀に起こる技術の急激な進歩は、もしかしたらアヌンナキたちが我々人類に未だに肩入れしてくれている証拠なのかもしれません(*’ω’*)。

そうであったら頼もしいですね(*’▽’)

 

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まとめ

さてさて、ここまでがゼカリア・シッチンが語る「アヌンナキと人類の歴史」の大まかな流れになります。

より詳細な部分まで知りたい方はシッチンの著作を読んでみることをお勧めします。

シッチンが語るアヌンナキと神るの歴史では、世界中の神話や聖書と通ずる部分が数多く登場し、いろいろと思いを巡らせてしまいますがシッチンが偏向的な見方でシュメール神話を捻じ曲げて伝えている可能性も大いにあります。

やはり彼の話を全てを真に受けることはよくないと思いますが、それでもアヌンナキ人類起源説は非常に面白い説であることは間違いないと思っています!

実際にアヌンナキやニビルが存在し、太古の昔から地球や人類と関りを持っていたなんて実にロマンにあふれていてワクワクするじゃないですか(*’▽’)。

個人的にはいつかまたアヌンナキが地球を訪れ、直接過去の真実を明かしてくれることを願っています。

アヌンナキ様ー!私はいつでもWelcomeですからねー(=゚ω゚)ノ!

 

ではでは、今回はこのあたりで!

次回の宇宙情報を乞うご期待!

 

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