身長3メートルの宇宙人『フラットウッズ・モンスター』とは⁉不気味な姿の正体にせまる!

身長3メートルの宇宙人『フラットウッズ・モンスター』とは⁉不気味な姿の正体にせまる!

皆さん、近所で宇宙人を目撃したことはありますか?

私は残念ながらそのような体験をしたことはありません。

でも、いざ宇宙人を目にしてしまったらさぞ驚いて冷静になんていられないでしょうね。

 

今回紹介するのは、アメリカの少年たちがうちの近所で遊んでいるときに遭遇した3メートルの宇宙人『フラットウッズ・モンスター』です。

『フラットウッズ・モンスター』の話題は、全米にパニックをもたらし、その大きなインパクトから日本でもその存在が知られるようになった宇宙人で、彼らの特徴的な姿を表したとされるイラストを見たことがある方も多いのではないでしょうか?

さてさて、それでは『フラットウッズ・モンスター』にまつわるエピソードや特徴を見ていきましょう。

 

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フラットウッズ・モンスターとは

フラットウッズ・モンスター(Flatwoods Monster)とは、1952年9月12日、アメリカのウェストヴァージニア州のブラクストン郡フラットウッズの町中で目撃された宇宙人です。

この宇宙人の最大の特徴が、3メートルを超す巨大な身体と、真っ赤な顔に「スペードマーク♠」のような形の頭です。

腰からは緑の衣服ともとれる布状の物体を吊り下げており、鋭利な爪のような手をぶら下げ浮上して移動していたそうです。

その巨大な姿からアメリカでは「10フィートモンスター」、日本では「3メートルの宇宙人」の名でも知られています。

 

発見の経緯

ことの発端は1952年9月12日の夕暮れ時に、謎の火球がガサウェイの町の方角に落ちていくのが目撃されたことから始まります。

この時、ガサウェイの北西10 km ほどに位置するフラットウッズの町では、兄弟のエドワード・メイ(13歳)とフレッド・メイ(12歳)、その友人のトミー・ヘイヤー(10歳)が学校の運動場でサッカーをしていたところ、明るい物体が空を移動し、農家のベイリー・フィッシャー氏の所有地の丘の上に着陸したのを目撃しました。

いつもの日常とは違う光景に戸惑い、少年たちはメイ兄弟の母親であるキャスリーンの元へと向かい「UFOが丘に墜落した」と告げます。

「子供達のいたずらか」と少年たちをなだめすかしてもおかしくはない場面ですが、キャスリーンはいつもとは違う彼らの様子を不審に思い、謎の物体が着陸したという農場の様子を見に行ってみることにしました。

もう外は薄暗くなってきていたので懐中電灯を持ち、謎の物体を目撃した少年達の他にも、ニール・ナンリー(14歳)とロニー・シェーバー(10歳)、ユージーン・レモン(17歳)ら地元の少年3人も一緒に総勢7人で現場に向かいました。

謎の物体が着陸した現場は、メイ家から400mほどのところであり、彼らはこれまで見たことも無い驚愕の光景を目の当たりにすることになります。

現場にあったのは、燃えるように輝く火の玉のような物体で周囲は目や鼻を焼くような刺激臭が漂っていたのです。

この時、レモン少年が怪しい視線に気が付きます。

自分たちの左上方向にある樫の木付近の暗がりから、こちらをじっと見るような二つの眼光があったのです。

彼が恐る恐る懐中電灯を向けてみると、3メートルを超す大きさの生物の全貌があらわになりました。

スペードマークのようなシルエットの頭部に真っ赤な顔、緑の布状のものをまとった巨大生物は人型でこそありましたが、明らかに人間ではありませんでした。

そして、あまりの光景に一同が呆気に取られていると、謎の巨大生物が「シューッ」という音を立てて少年たちの方向へと浮遊し接近してきたのです。

当然彼らは全員パニック状態となり、一目散にメイ家へと逃げ帰りました。

その直後に保安官のロバート・カーと地元紙「ブラクストン・デモクラッド」の共同社主A・リー・スチュワートに電話し、自分たちが体験した信じがたい出来事について話します。

少年たちの体験や目撃した謎の生物など、この出来事はただ事ではないと判断したスチュワートは、その日の夜中にレモン少年を連れてモンスターが現れたという場所まで行ってみました。

すると彼らが目撃した謎の巨大生物の姿はないものの、金属が焼けつくような臭いがまだ辺りに立ち込めていたそうです。

カー保安官も後日、事件現場一帯を調査してみましたが何にも出くわすことはありませんでした。

その後もフラットウッズにあらわれた謎の巨大生物が目撃されたという報告はありませんが、町の名にちなんで『フラットウッズ・モンスター』と名付けられ世界中でその名前が知られることとなります。

 

全米がパニックに

『フラットウッズ・モンスター』騒動において、フラットウッズの町の人々の多くが光る謎の飛行物体を目撃したという証言を残しています。

目撃者たち曰く、「謎の飛行物体は全部で4~5機で、そのうち1機か2機が空中分解し墜落。それを追うように1機か2機が着陸するのを見た」とのことです。

現在では、この謎の飛行物体の搭乗者がフラットウッズ・モンスターであったのではないかと言われています。

 

この事件に関する一連の経緯は、全米の新聞やラジオ、テレビによって報道されフラットウッズだけでなくアメリカ全体にパニックをもたらしました。

フラットウッズ・モンスターが目撃される2カ月前にもワシントン上空で複数のUFOが目撃される事件が起こっていたこともあり、当時のアメリカの人々の間ではUFOやフラットウッズ・モンスターの話題でもちきりとなったのです。

メディアも事件の関係者をこぞって取り上げ、「We The People」という番組にメイ夫人が招待された際の目撃証言から3メートルの宇宙人フラットウッズ・モンスターのイラストが作成され今日まで多くの人々のイメージとなっています。

 

ただこの後、1990年にジャーナリスト兼イラストレーターのフランク・C・フェノーシJr. 氏が事件の現地で目撃者にインタビューを実施したところ、これまでに得られていない情報が多数浮上してきました。

フラットウッズ・モンスターの体長はこれまで3メートル程と言われてきましたが、実はもう少し大きく4メートル程度あったことや、地上約45センチを浮きながら移動していたこと、胴体部分が金属のようなもので出来ていたことなどが新たに判明したのです。

これら情報は1995年にフレッド・メイが記憶をたどり詳細を描いたイラストとも一致するものであり、フラッドウッズ・モンスターのシンボルイメージと実際の姿は少し異なるようです。


フレッド・メイが描写したフラッドウッズ・モンスター

 

2002年9月に開催された「フラットウッズ・モンスター50周年記念フェスティバル」では当初の想像図よりも機械というかロボットに近いイメージで描かれています。

 

 

まとめ

さて、ここまで紹介してきたフラットウッズ・モンスターですが結局のところ正体は未だ不明で近年の目撃情報もありませんでした。

生命体なのかはたまた兵器の類なのか、そもそも地球で生まれたものなのか?

皆さんはこの謎多き存在の正体は何だと思いますか??

 

ではでは、今回はこの辺りで。

次回の宇宙情報も乞うご期待!

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